いじめを苦に死を選ぶ人たちを見て
大体タイトルどおり、いじめを苦に自殺する人たち(今回は主に思春期の学生の人)を見て思うことなど。
<本題に入る前に>
いじめられた経験がある人は嫌な気持ちがフラッシュバックする可能性がゼロではないので、
読まないほうがいいかもしれません。
心当たりのある方は、ご自分の今の心と相談してお読みください。
いじめられるのって辛い。
(この一行で言いたいこと終わっちゃいそうなくらいに)
小学校、中学校、高校くらいまでって一番長居するのは家か学校のどちらかだと思う。
(人それぞれ色々な事情があるからそうじゃないこともあるけれど)
学校は長時間滞在しないといけない場所のひとつなのに、
自分の居場所がない、周りから拒絶されているって本当にどうしたらいいかわからない。
それでも毎日毎日朝は来るし、学校へ行かなかったら先生や親に怒られる。
(怒られる、ではすまない人もきっといる)
行ったらいったで一日のやすみもなく嫌がらせとか、シャワーのように浴びせられる罵詈雑言、
もっとひどい日は暴力が待っている。
私は不幸中の幸いで、痕が残るようなケガをさせられたことはないけれど、
いじめがエスカレートしてからどうやって学校へ通っていたかあんまり覚えていない。
(記憶がとても不鮮明だ)
私の家の場合、親は知っていたけど私がそんなに苦しんでいると思ってなかったとのこと。
(直接母親から聞いた)
担任の先生は、私がいじめられてるのを見て、知っていたけどどうにも出来なかった感じ。
(これは真相かわからない、そうだったのではないかという私の主観)
自慢できないけど死にたくなったことは一回とか十回とかじゃない。
高校生になっていよいよ場の雰囲気が読めるようになると、ますます死にたくなる。
死ぬ前に、そもそも生まれて来なければよかったと思う。
私は中学校、高校と電車通学をしていたから電車に飛び込もうと思ったことも何度もあった。
また「よく今まで生きてこられたね」と言われることがある。
あれから十年以上経って、未だにある。
自分としては、よく乗り越えてきたなと思うというより
どうやって乗り越えてきたか自分ではわからない。知らない。
当時、何が私を生かしていたのかわからない。
(思い出すのを脳が拒否しているのかもしれないと精神科の先生は言う)
それでも私は今も生きている。
不幸なのか、幸せなのかはわからないけど今日もこうして生きている。
いじめが理由で、自分から死を選ぼうとする人が居たら、私は本気で止めることは出来ないと思う。
何故なら私はいじめの解決方法を知らないから。
いじめは本当に辛い。
言葉にできないくらい辛い。
思い出しながらこれを書いていたら手は震えるし、胃は痛いで私も辛い。
そこまでして何でブログの記事にしたかというと、
誰かの心に届いたらいいなと。
私のした辛い思いがムダにならないで誰かの生きる糧や踏み台になったらいいなと。
苦しい思いをしているあなたに死んでほしくない。
あなたが死にたくないのなら、全力で生きて欲しい。
では責めて、どうしたら生きやすくなるのか。
これはとても難しい。
私から提案できるのは、一人でいいので味方を探してほしいという事。
もっと具体的に言えば、
信頼できる、何でも話せる、いつ何時でもあなたの味方になってくれる「大人」を見つけてください。
お母さんでもお父さんでも、家族じゃなくても、学校の先生でも習い事の先生でもいい。
そしてあなたがした辛い思いを話してください。
最初は少しだけでもいいんです。
いつかは、あなたが辛かったことを隠さず話せる『誰か』を見つけてください。
そして、もしここを読んでいる大人の方の中に、苦しい胸の内を打ち明けられた方が居ましたら、
ただただ聞いて受け止めて下さい。
そしてどうか、本人を笑ったり責めないでください。
ここまで読んでくださった方、お付き合い有難う御座いました。
補足1:私がいじめられていたのは小学校高学年~高校まで
補足2:私は高校1年生の頃から現在も精神科に通院中
補足3:「いじめ 自殺」などで検索をかけて読みに来る人がいるようなので、読みにくい箇所を修正。